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旧野木病院 間取図

2019年4月に現地でメジャーを使って建物内を測量し
その結果を間取図としてエクセルに出してみました
割と正確にできたんじゃないかと自画自賛

夏が近くなると肝だめしなんかで訪問者が増えるので
建物内で迷わないようTwitterでタグをつけて投稿したりもしました

旧野木病院1階間取図
こちらが1階の間取図になります
■が建物内の柱になり、60cm×60cmの正方形です
建物内の階段は全部で4ヶ所です

旧野木病院2階間取図
こちらは2階の間取図
中心に廊下(幅240cm)があり、南側(廊下より下)が入院用の病室
病室サイズは630cm×585cmが基本です
北側(廊下より上)に主にトイレ、風呂など水回り系が集まっています

旧野木病院3階間取図
こちらは3階の間取図
2階と同じく廊下を中心として南側が病室、北側が水回り系です

旧野木病院屋上間取図
最後に屋上の間取図
金網は点線で表しています(一部ないところは未記入)



旧野木病院の建物間取図を実際作ってみると、建物の形は
上から見ると平行四辺形になっているのがわかります
中心に廊下があり、その南側は主に病室で西側に階段がある
北側が主に水回りで東側に階段があり、それで平行四辺形に見える
1階のみ北側の一番左(西)に一部屋あるのでそうは見えないですが
Googleマップ見てもそんな感じはしないですけどね

細かいことを言うと防火の関係なのか廊下に扉があったようで
東側3区画、西側3区画と建物中央で区分けでき、作りも若干
違っています
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[ 2023/01/14 22:49 ] 廃墟・心霊スポット | TB(0) | CM(0)

旧野木病院 正面入口

旧野木病院正面入口20190408
旧野木病院の入口は廃墟になってから正面から突っ切る形で入っていると
思いますが、営業中の入口は左右にコの字に回り込んで入るようになっていました

正面入口東側外回リ廊下20190416
右側(東側)へ回り込むとタイルが貼られた外廊下的なものがあります
ちょっと幅が狭いですよね

正面入口東側外20190226
東側の入口、天井にある3本の黒い筒は入口を照らす照明です
壁面の3つのは換気口になります

正面入口東側床面20190325
東側入口の床面、若干スロープになっています
このスロープ部分は風除室で、床の構造を調べると外側が両開きの扉
内側が自動ドアだったようです

正面入口西側床面②20190415
反対側、西側風除室の床面です
こちらの方がスロープになっているのが分かりやすいと思います

正面入口西側床面③20190415
両開き扉の軸部分です
よくあるガラス扉だったんじゃないかと思います

正面入口西側(外内)20190501
西側から入って建物の中を見るとこんな感じ
おそらくロビーだったと思うのですが受付窓口、待合イスの配置など今となっては
全くわかりません
右側で見切れかかってる柱には手洗い用の洗面台の痕跡があります
床面にはタイルが貼ってあったと思われますが全て剥がされてますね
おそらく昔の小中学校で使われていた30cm×30cmの塩ビタイルを使っていたんじゃ
ないかと思います

正面入口20190716
奥側から入口を見たところ
天気は晴れてますけど奥まで光が差し込んでこないです
入口天井に光窓が4枚ありますがそれでもこの程度の明るさなので
照度測定すると照度不足が指摘されそう(病院玄関は300ルクス以上)
まぁ蛍光灯で照らせば問題ないのですけどね
[ 2023/01/13 01:20 ] 廃墟・心霊スポット | TB(0) | CM(0)

旧野木病院の噂について

旧野木病院について、現状真偽出どころ不明の情報(噂)が飛び交っているので自分なりに検証してみます

1.精神病院?産婦人科?
  →子供を対象とした心療内科、小児心療を扱っていました
   産婦人科は院長先生が精神科に転科する前のものです

2.建設途中だった?
  →昭和60年5月21日に開業しています
   現在の姿は2000年前後の高齢者施設への改装が中断され
   そのままになっています

3.患者の自殺、入院中の男の子が母親と一緒に屋上から飛び降り自殺
  →現在のところそのような事象があったことは確認できません
   ちなみに2018年あたりではそのような話はなかったので
   つい最近流れ出したものと思います

4,入院患者に対し人体実験をしていた
  →精神科の病院にはそのような話はつきものですが、この病院に関しては
   人体実験があったということは確認できません
   他病院で上記の件があったことは認知しています

5.多くの靴が散乱している
  →1階東側の階段下の部屋(倉庫)に以前ホームレスの方が住んでおり
   その方が集めたものと思われます

6.白装束の集団が儀式を行っている
  →そのような事実は確認できず、また数多くの訪問者も噂だけで実際見た方は
   いないと思われます
   このような噂が出たものとしては、病院改装時に解体工事前のお祓い
  『解体清祓(かいたいきよばらい)』があり、これが行われている最中に
   偶然訪問した可能性が考えられます

7.秘密の地下室がある
  →登記簿から地上3階建てとなっており地下室はありません
   自分が以前Twitter載せた写真は浄化槽の槽内へ降りるハシゴです


以下、心霊現象について

1.部屋の中に白い服の女性がいた
  →白いカーテンを見間違えたか、ライトの光が壁、天井にあたって反射した
   一瞬がそう見えてしまう可能性が考えられます
   そもそも多くの心霊スポットで見られるのは白い服(特にワンピース)の女性
   なので似たような見間違え方をしすぎです

2.不思議な声が聞こえる
  →夜間等恐怖を感じているときは聴覚が鋭敏になり普段気にならない音も
   そのように聞こえてしまうと思われます
   また正体不明の音もその音の確認ができないため、自分にとって都合の良い
   音と解釈すればそう聞こえてしまいます

3.心霊写真が写る
  →写真の撮り方に問題があるか、レンズや照明の作用、ホコリ、自分の息で白く
   写るなど考えられる原因は多々あります

4.電話の音が鳴り響く、電話中雑音が入る
  →昔の黒電話の場合、電話線からの電気で作動するので電話線が繋がっていれば
   電話はかかります
   現在電話線は電柱ごと撤去されて建物内に電話があったとしてもかかってくる
   ことはないです
   もし音が聞こえたならそれは遠くの工場など外にいる人間にも響くような
   ベルが風に乗って聞こえてくるのだと思います

   電話中の雑音に関しては風切り音の可能性もありますが東側にある
   竹林の影響があるかもしれません
[ 2023/01/11 23:16 ] 廃墟・心霊スポット | TB(0) | CM(0)

旧野木病院について大雑把なまとめ

本当はいくつかブログにまとめて公表しようと考えてたけど、面倒くさすぎてずっと放置してました
Twitterの方が便利だったのでしょうがないです




さて表題にあるとおり旧野木病院について

旧野木病院の正式名称は『野木厚生クリニック』という有床診療所(病床19以下)、開業は昭和60年5月21日(火曜日)になります
建物の完成自体は昭和60年3月19日です
診療科目は内科と神経科ですが、院長先生は子供の心の病を治療したいと考え今で言う『小児心療科』を扱う病院でした

開業後はそれほど長い期間営業はしておらず、登記簿から昭和62年9月中旬には土地と建物の所有権移転(売買)に関する手続きがされているので、それ以前に閉業しているものと思われます
営業期間は長く見積もっても1年程度と推測します

院長先生に関して、生まれは1922年
旧満州国の新京医科大学を卒業し、戦後は熊本県の病院で産婦人科を診ていて産婦人科の医長も務められていました
その後精神科に転科し、1969年には書籍を出版
精神科に務めながら昭和60年に野木厚生クリニックを開業するに至る




野木厚生クリニック(旧野木病院)に関しては大雑把にまとめるとこんな感じです
その後2000年前後までは売買はされたものの放置され建物が少々荒れています
これまでにこの病院へ訪問された方々はベッドやカルテがあったと証言しているようです

2000年前後(推定)に病院から高齢者施設への改装工事が行われたものの、工事が中断して再度放置
廃墟訪問者や心霊系YouTuberに紹介されたりで現在に至る


栃木三大廃病院の一つでしたが、東洋診療所は改装転用、都賀病院は解体され最後の一つとなりました
自分も時々訪問しますが施設の破壊や落書きが増え、放火等もあり年を追うごとに荒れてきてとても残念に思います
最終的には東から侵食してくる竹林に建物全体が飲み込まれて全体像が見えなくなってしまうと思いますが、建物がこれ以上破壊されなくなるならそれでもいいかと思います
廃墟としての余生を静かに過ごして頂きたい
[ 2023/01/11 00:18 ] 廃墟・心霊スポット | TB(0) | CM(1)

お久しぶりです」

久しぶりにログインしてみたら最後の記事から3年以上も経ってるんですね
気が向いたので書いてみました
[ 2023/01/10 21:56 ] 日々の話・戯言 | TB(0) | CM(0)

旧野木病院 東側入口~通路

旧野木病院は栃木県下都賀郡野木町佐川野にある廃墟です
最近は心霊スポットとしてYouTubeで紹介されてかなり有名になってしまいましたが、あくまでも自分は廃墟として見ています
建物には東側にある道路から敷地内の通路を200mほど入っていくとあります

入口の目印としては道路に面した看板
設置からもう30年以上経過しているので老朽化が甚だしいです
看板は旧野木病院ではなく変更されたケアスハウスのものですが、壊れて下にあったものが顔を出しています
旧野木病院入口看板①20190415
撮影日 2019.4.15 15:11

道路から入口を見るとこんな感じです
旧野木病院入口(東側)20190415
撮影日 2019.4.15 15:12

ちなみに看板は8月頭には全部剥がれて下のものが見えるようになっていました
昭和クリニックと書いてありますが正式名称はこれではないです
旧野木病院入口看板④20190803
撮影日 2019.8.3 4:35

道路幅は車一台が通れるくらい
できた当初は木はなく舗装もされていなかったようです
旧野木病院入口通路20190415
撮影日 2019.4.15 15:12

電柱にはNTT東日本の支線名と番号がふられています
これはこの電柱に電話回線があってどこどこの線から枝分かれして引いていますよ、という意味です
これとは別に電柱の所有者である東京電力が電柱番号というのをふっていますが写真をとっていなかった…
通路の途中にあった電柱がたしか佐川野951だったような…
電柱番号20190415
撮影日 2019.4.15 15:12

通路を進んでいくと竹林で道がグネグネしていますが、そのまま進むと竹林が開けて旧野木病院の建物が目に入ってきます
本来は東側の入口から一直線で、敷地南側で90度北へ曲がり建物正面へと向かっていました
旧野木病院20190415
撮影日 2019.4.15 17:32
[ 2019/12/20 01:36 ] 廃墟・心霊スポット | TB(0) | CM(0)

最近よく行っているところ

去年の11月あたりに初めて行って以来虜になった廃墟、旧野木病院
暇ができたらことあるごとに行ってますね

ちょっと前に心霊系のYouTuberさんに紹介されてからさらに有名になり訪問者も増えたようです
自分は心霊スポットとしてではなく廃墟として行ってますね
建築関係に興味があるので建物がどういった構造になっているのか、この部屋の用途は一体なんだったのかとかです
それの延長線で建物の建築年代や廃墟化した経緯とかも調べています

ブログを再開したのもこれを載せたかったからですね
まぁ書けばとても長くなると思うので今回はここまで、とりあえず写真載せておきます
旧野木病院
撮影日時 2019.1.25 16:18
[ 2019/12/15 23:30 ] 日々の話・戯言 | TB(0) | CM(0)

いやーお久しぶりです☆

渡良瀬遊水地鷹見台にて
前回記事の投稿から1年半以上経過してますね(>x<)
どうにか生きてます
まぁTwitterの方がお手軽だったので今でもそっちがメインですけどね

あれから艦これメインの生活からゾイドFORメインの生活へ
そして女装メインの生活をしています
女装は昔からやってたのですが去年の9月から夜外へ出かけ始め
今では仕事で長く拘束される日を除いて女装してるようになりました
楽しいんですよこれが♪
[ 2019/12/13 15:42 ] 日々の話・戯言 | TB(0) | CM(0)

Twitterの住人と化してますが、とりあえず生きてます
[ 2018/05/05 01:10 ] 日々の話・戯言 | TB(0) | CM(0)

期間限定の転勤

転勤というほどでもないのですが、先週から古河の現場を離れてつくばにある本社へ行ったりしてまして
夏休みの2ヶ月弱ほど常総市の現場で仕事をすることになりました
家から歩いていける現場から今度は30km離れた現場までバイクで1時間弱ほど
去年遊びに行った現場です
オープンは今度の土曜日で現在準備中ですよ
[ 2017/07/11 00:54 ] 仕事・資格 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

玖屋 志季(きばら九十八式)

Author:玖屋 志季(きばら九十八式)

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